9.7インチiPad Pro Wi-Fi + Cellularモデルの魅力

我が家に9.7インチiPad Proが2台やってきました。

最初に32GB Wi-FiモデルとSmart Keyboardをセットで購入したところ、「キーボードがあればこれからiPad Proで今までよりも多くの作業をこなしていけるだろう」「外で使うならCellularがあれば更に快適だろう」「より多くの作業をiPad Proで行うなら容量はもっとほしい」と物欲を抑えきれずに128GB Cellularモデルを追加購入してしまいました。

はじめに購入した32GB Wi-Fiモデルは、Apple Storeで購入したので返品することもできたのですが、iPad mini 2を長年仕事で使っていた嫁がiPad Proを欲しそうにしていたので譲ってしまい、結果我が家には9.7インチiPad Proが2台あります。

痛い出費でした。しかし、喜ぶ嫁を見るとよかったと思います。

そして嫁のiPad mini 2は長女の元へ。

今回は、9.7インチiPad Pro Wi-Fi + Cellularモデルの魅力をサラリーマン視点でご紹介します。

1 iPadシリーズの魅力

iPad 2、iPad mini、iPad mini 2、iPad Air 2、9.7インチiPad Proと使用してきたのですが、iPad 2を使用していた当時を考えると今では随分とOfficeやSmart Keyboard、プリンタのiOS対応等アプリと周辺機器が充実してきました。

そして、アプリや周辺機器もさることながらスプリットビューを含む機能追加によって、iOSそのものも進化してます。
スプリットビューがあると「Safariで情報収集しながらWordで文書作成」「Goodreaderで英語の文献を調べながらWisdomの英和辞典を使う」「PDFの文献を読みながらメール作成」など同時に多くの作業ができるのです。

iPad Airから9.7インチの重量が軽くなり、持ち出しが容易になったことで簡易ノートパソコンとしても使用できる場面が増えてきました。

iPadが発売したころ、私にとって「インターフェースがタッチパネルとなり、ソファーで座りながらネットサーフィンや動画閲覧が手軽になった閲覧装置」との位置づけでした。

しかし、iOSも改良され、アプリも充実し、iPad ProからApple純正の物理キーボードが発売されたことによってメールの作成、Wordで文書の作成、ブログの更新等を外出時、時間の合間に行うことが容易になりました。

もちろんこれらの作業は、iPhoneでもできないことはないですが、9.7インチのディスプレイと物理キーボードがあると随分と快適かつスピーディになります。

iPadの魅力を簡単にまとめると「機動性を高めたMacやPCで行う簡易的な作業の一部を補える製品」となったのです。

2016年3月21日のメディアイベントでAppleのPhil Schiller氏は9.7インチのiPad Proについて「究極のPCを置き換える製品」などと紹介し、「そんなのは無理だ!!」などと一部批判があったものの個人的には「今は無理でもいずれは大方置き換える可能性を秘めている」と考えています。  

2 9.7インチの魅力

過去に7.9インチのiPad miniとiPad mini 2を使用してきたのですが5.5インチのiPhone 6 Plusを入手してからというと7.9インチのiPad miniシリーズの出番が極端に減りました。

元々iPad miniシリーズの出番は通勤中の電車やバスの中、ソファやベッドの中でのウェブサーフィンによる情報収集及び電子書籍の読書がメインでしたが、5.5インチのiPhone 6 Plusを購入してからというとこれら多くのの作業がiPhone 6 Plusで代用できるようになったのです。

iPad miniシリーズに物理キーボードを使用したメール作成や文書作成に挑戦したものの、当時の物理キーボードによる文字入力は「ディスプレイの大きさとは関係ありませんが、予測候補が頻繁に表示される煩わしさ」「スプリットビューが使えない」「キーボードを使用すると画面が目から離れるので7.9インチでは小さすぎる」などの不満がいくつかありました。

また、雑誌を読むとなるとやはり7.9インチですと表示が小さすぎてピンチアウトを繰り返すこととなり、快適とはいえません。

そこで、9.7インチであるiPad Air 2を購入したところ「スプリットビューが使える」「7.9インチよりもピンチアウトの回数が減った」「片手で持てるギリギリの大きさと重さ」「常に持ち歩ける大きさと重さ」と私のニーズにあっていました。

9.7インチというサイズの魅力は、iPadを持ち運ぶ人にとって見やすいディスプレイサイズでありながら、モバイラビリティにもあるちょうどよいサイズなんだろうと感じています。

欲を言うと今より少し大きく、Office Mobileが無料で使えるギリギリである10.1インチの大きさのiPad Proを試してみたいとも思いますが。。。

3 iPad Proの魅力

iPad Air 2と9.7インチiPad Proの主な違いは、9.7インチiPad Pro(iPad Air 2)は「前面カメラが500万画素(120万画素)」「背面カメラが1,200万画素(800万画素)」「容量が32GB・128GB・256GB(16GB・64GB・128GB)」「カラバリにローズゴールドが追加(なし)」「スピーカーが4つ(2つ)」「チップがA9X(A8X)」「True Toneディスプレイ(なし)」「66800円から(44800円から)」程度でアーリーアダプター以外の多くのユーザーにとって「よくわからないけど、値段差の価値はあるの?」と思うのではないでしょうか。

店頭で見比べれば一見して「確かにiPad Proの方がディスプレイは綺麗なのはわかるが、、、、。値段差の価値はあるの?」と思うかと思います。

iPad Air 2と9.7インチiPad Proの一番の違いであり、iPad Proの一番の魅力はやはり「Smart Keyboard」と「Apple Pencil」が使えるというところだと思います

もちろんPCの完全なる代替になるとはまだ思っていませんが、Smart Keyboardを使うことでiPadをPCのような使い方ができるようになります。

現にこのブログの更新、メールの作成、報告書の作成等はSmart Keyboardと9.7インチiPad Proの組み合わせで行えています。

私はまだ使っていませんが、Apple Pencilを使うことで手書きメモ、スケッチができるようにもなるのです。

もしSmart KeyboardもApple Pencilに魅力を感じないのであればiPad Air 2で十分だと思いますが、Apple PencilもSmart Keyboardも使わない嫁は、「スピーカーが4つあるからものすごい魅力。いちいちBluetoothスピーカーに接続するのが面倒だった。」といった私とは異なる魅力にとりつかれたようです。 

4 Cellularの魅力

Cellularを否定するつもりはありませんが、iPhoneやAndroidのスマホでテザリングができればCellularである必要はないかもしれません。

Cellularを選ぶ理由として「スマホとテザリングするとスマホのバッテリーが減る」「スマホのバッテリーが減るのを抑えるためににbluetooth接続すると通信速度は遅いし、ペアリングが面倒くさい」「CellularにはGPSが搭載されている」などがあります。

実際使ってみて、Cellularモデルのメリットは「テザリングよりも速度が速い」「ペアリングが必要ないので楽」と感じましたが、デメリットとしては「So-netの500MBあで0円SIMで500MB未満の通信」でない限り月々の運用費が発生することです。

海外出張のある人は、9.7インチiPad ProにはApple SIMが入っているので海外に行くときは通信契約がiPadの設定から簡単に行えるのが「スマホとのテザリング運用」にはない魅力かもしれません。

私は、iPad Air 2 Wi-FiモデルとiPhone 6s Plusのテザリング運用をしてきて不満はなかったのですが、ためしに9.7インチiPad Pro Wi-Fi + Cellularモデルを購入してみたものの、月々の運用費を考慮するとWi-Fiモデルでテザリング運用でもよかったかもと今更ながら感じています。でも、cellularはすぐにインターネットにつながることを考えるとあるにこしたことはありません!!



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