我が家には小学生と園児の二人の娘がいます。
小学校でニンテンドーDSが流行っているようでDSをせがまれてしまいました。
娘に、DSの良さについてプレゼンテーションをしてもらい、私なりに子供社会における話題の材料も必要だろうと娘の言い分を理解したつもりでDS購入の検討に入りました。
そしてだした結論は、『却下』です。
なぜなら、
1 セキュリティの問題
DSは、Wi-Fiのセキュリティについてソフトに依存していて、少し前に発売されたソフトだと数分で解読されてしまうWEPでしか通信できない。
『ゲームだからセキュリティなんていいんじゃない?』と妻から言われたのですが、今のゲーム機はインターネットに繋がるので無視できないのです。
例えばDSを自宅のWi-FiルータにWEPで接続するということは、自宅のWi-FiルータもWEPを設定しなければなりません。
しかし、ルータにおいてWEPを設定してしまうということはそこから侵入されてしまう可能性があります。
家の外から何者かによって自宅のルータに侵入して不正な行為をされてしまうとゲーム機以外のタブレットやPCからの通信を除き見られて情報漏洩が発生したり、場合によっては刑事さんが自宅を訪れて令状を示して情報機器を一時的にでももっていかれてしまう可能性があります。
我が家から一時的にでも情報機器が持って行かれてしまうと死活問題です。
任天堂のDSを開発した時の設計思想に大変な欠落があったとしか言えません。
2 ゲーム専用機の衰退
すでにゲーム専用機を開発してきたセガ、NEC、アタリ等が任天堂、ソニー等に敗退してゲーム機から撤退しましたが、今度は勝利したはずの任天堂やソニーも「ゲームもできるタブレット」や「ブラウザ上でできるゲーム」等の脅威にさらされており、近い将来撤退に追い込まれるのではないかと予想しています。
3 価格
3DS本体の¥15,000は性能からして決して高いとは思いませんが、汎用性のあるタブレットは安いものであれば¥10,000程度で販売されています。
また、DSのカセットは約¥4,800と高価ですが、タブレットのゲームは無料のものから高くても¥2,800(ドラゴンクエストV)で販売されています。
ゲームを何本か購入すればすぐにDSの方が高くつきます。
将来にわたって考えた場合、断然タブレットの方が安いのです。
4 コンテンツ
DSは、もちろんゲーム機ですのでコンテンツもゲームが中心です。
しかし、タブレットのコンテンツはゲームから教育、ビジネスまで非常に幅広い。
の4点があげられます。
5 結論
DSを与えるくらいなら上記4点の他、より優秀な情報収集機器にもなるタブレットを教育的観点からもいいのではないかと結論づけました。
私は近いうちに学校での話題はDSからタブレットへと移り変わるだろうと予想しているところ、娘も子供社会における話題の最先端に入れるだろうと思っています。
よって、今度はたくさんあるタブレットの中からどのタブレットがいいか検討に入りました。
数あるキッズタブレットの中でも園児も小学生でも申し分なく利用できるものにトイザらスからでているMEEP!というタブレットがセールで約¥14,000で販売されておりました。
おもちゃとしては、申し分ありません。
ペアレントコントロールなるものが付属しているのは魅力的なのですが、Webフィルタリングについては、サーバにおけるレスポンスについて実に評判が悪い。
また、液晶も実に貧弱でした。
よって、¥15,000の一世代前のKindle Fire HDを検討してみました。
実にコストパフォーマンスの高いしろものです。
レスポンスといい、画質といい、値段といい、申し分ありません。
と、いうことでKindle Fire HDに決めようとしたところ、娘がママのiPad miniのお下がりでいいとのこと。
子供にiPad miniを譲ることについて妻も納得したところで、我が家から出費なしで子供に手渡せる。
「めでたし、めでたし」
となるはずが、今度は妻がiPad mini Retinaが必要とのこと。
妻の方が上手だったという話でした。トホホ。
と、言いたかったのではなく、iPadは子供のおもちゃ兼勉強道具としても大変有意義なものとなっています。
アクセサリーも他のタブレットよりも比べられないほど多く、好きなカバーを選べれるので子供も大変喜んでいます。
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